*このページでは、添い乳で授乳するママの苦労・悩みをお伝えします。ご家族のみなさんにもぜひ知っていただきたいお話です。
そもそも添い乳とは?
添い乳(読み方:そいちち)とは、ママと赤ちゃんが向かい合うように横になり授乳すること(いわゆる添い寝の姿勢で授乳すること)をいいます。
▼添い乳の一般的な姿勢・やり方
代表的な授乳姿勢の一つであり、助産師等の学習テキストとして使用されるUNICEF/WHO『赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド』にも、添え乳という名で紹介されています。
▼UNICEF/WHOの母乳育児支援書にも紹介されている添い乳
夜間やママが疲れているときも比較的ラクに授乳できるため、ある公的な調査*では、71.9%のママが「添い乳で授乳することがある」と回答しています。
*科学研究費助成事業2012研究成果報告書『添い寝及び添え乳の実態と問題点に関する研究~安全性並びに快適性の検討~』より、10か月児をもつ母親の71.9%が添い乳を実施。
ママの7割以上が経験する添い乳。しかしながら、添い乳で授乳するママの苦労・悩みについては、あまり語られることがありません…。
下記3つの苦労は、添い乳の経験があるママならきっと共感できるものであり、ぜひパパをはじめご家族の皆様にも理解していただきたいものです。
▼添い乳するママの苦労 1
添い乳の授乳姿勢はつらく、ママの首・肩・背中・腰などに不調が出ることもある
ママは添い乳の際、横になった姿勢を数分~数十分キープしながら、左右のおっぱいを赤ちゃんに飲ませるために、片肘を立てて自らの頭を持ち上げたり、腰をひねったり、上半身を丸めたりします。(男性でも同じ姿勢を試してみると、しんどさを実感できるはずです)
個人差はありますが、添い乳するママはつらい姿勢を我慢し、体がバキバキになりながらも頑張って授乳しているのが現実です。
そのため、毎日の添い乳が原因で首の痛み、肩こり、背中がつる、腰痛などの不調を訴えるママは少なくありません。
ではなぜ、つらい姿勢にもかかわらず、ママは添い乳をやめられないのでしょうか?
▼添い乳するママの苦労 2
姿勢がつらいとはいえ、寝かしつけなどのメリット・必要性を考えると、添い乳をやめるのは難しい
一般的に赤ちゃんの体重は、毎月数百g~1kg以上増えていきます。赤ちゃんが大きくなるにつれ、昼夜問わず抱っこで授乳するのは大変なことです。ママが添い乳するのは、授乳を続ける上で自然(現実的)な選択といえます。
また、赤ちゃんの寝かしつけ・寝ぐずり・夜泣きに対して「添い乳なしで乗り切る自信も体力もない。家族の睡眠を奪ってしまうし…」という理由から、夜間は添い乳するママも多くいます。
育児・家事・仕事で疲れたママが「夜泣きのたびに抱っこよりも、添い乳で一緒に寝たい」と思うのはもっともなことです。
そのため、首・肩・背中・腰などがつらいとはいえ、添い乳をすぐにやめるのは難しい(むしろ、なくてはならないというママも多い)のが現実です。
では、添い乳のつらい姿勢に対処法はないのでしょうか?
▼添い乳するママの苦労 3
手で頭を支えるか、枕を折り畳んで頭の下に挟むくらいしか対処法がない
椅子やベッドに座った姿勢で授乳するときは、いわゆる「授乳クッション」がママと赤ちゃんの体の支えになります。
しかし、添い乳は座った姿勢ではなく、横になった姿勢で授乳するため、「肩肘を立て手で頭を支える」か「枕やタオルなどを折り畳んで頭の下に挟む」くらいしか現実的な対処法がありません。
前述のUNICEF/WHO『母乳育児支援ガイド』にも「巻いたタオルや枕を頭の下や膝の間に入れると良いかもしれない」といった工夫が紹介されている程度です。
ちなみに「肩肘を立て手で頭を支える」とは、下記のようなポーズをいいます。赤ちゃんがおっぱいを飲む姿は愛しいけれど、事実、首や肩は疲れる…というのが添い乳するママの本音です。
というわけで、添い乳するママの知られざる苦労をまとめると…
- 添い乳の授乳姿勢はつらく、ママの首・肩・背中・腰などに不調が出ることもある。
- でも現実的に、添い乳をすぐにやめるのは難しい。
- 添い乳のつらい姿勢を支える良い育児グッズがない。
現在、WHOのガイドラインで「母乳は2歳以上まで」と推奨されており、添い乳が1年以上続くことは一般的です。
仮にママが1日に3回添い乳(例:お昼寝、寝かしつけ、夜間の寝ぐずり)している場合、1回あたりの授乳時間を約15分とすると、1か月で約22時間、1年間で約270時間もつらい姿勢を我慢することになります…。
このような現状を変えるため、添い乳するママがラクな姿勢で、安全面も考慮しながらリラックスして授乳できるよう研究開発した製品が、ママの添い乳がラクになる枕『Joy-chichi ジョイチチ』です。
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